2017年02月28日

臨時染めcafé〜その2




今なら桜染めでピンクが出ますよ!とアナウンスさせてもらったら、急いでお友達を誘って来て下さり、今日も臨時染めcaféの開催となりました。
20年染めをやっていても、咲く前の桜の枝が手に入ったのは染色人生で2回目なのでデータが乏しく、いろいろ聞かれても答えられず大変失礼致しました。
前回の染めcaféの時に煮出した液に全く赤味がなく、あのピンクはやはりまぼろしだったのか!と焦りましたが、アルカリ抽出の方法を変え煮出す時間も長くしたら、こ〜い赤味のある染液が出てきてくれました。
今日来てくださったのは桜染めは初めての方々で、見本を見た途端「もっと薄い色がいいわ」と。この赤味がどんなに貴重なのかは染色をやってる人しか分からないんですよね。
見た色、好きな色で染めたいのは当たり前の欲求です。もっと植物に寄り添い色を最大限生かす事ができる様になれれば、ご希望に添えるのかしら?この機会に研究を重ねたいと思います。
今日もありがとうございました。
左は桜の幹、右は小枝。やはり赤味は生命エネルギーとでもいうのでしょうか。

Posted by puni at 16:15│Comments(0)
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