2015年01月17日
茜にまつわる話
断捨離始めてから物を手離す事に抵抗がなくなってきましたが、捨てながらも捨てるだけでは勿体無く、物が物として存在する限り活きる場所や場面があるはずと、改めて感じています。
茜染で使った残りの根っこ。出し汁で言ったら出し殻で、役目を十分果してくれたので、すぐゴミにしても良いものなのですが、薄い色ならまだ染まるのでなんとなくいつもしばらくとっておいてしまいます。
試しにメイちゃんにあげてみるとなんと食べてくれました。ほんのり茜色の◯◯が出てくるのでしょうか?!
そういえば10年程前、茜から発癌性物質が検出されたという事で、一斉に食品には使われなくなりました。昔から使われていた染料で、浄血作用などの薬効もあり、産着などを染め、赤ちゃんがしゃぶる袖から薬効を得ていた、と聞いて感動していたので、とてもショックを受けたのを思い出しました。
その後、産着に染める事はやめましたが、天然の染料を身に付ける事が人に悪い訳がない、きっといいに決まってる、という気持ちは変わらずあります。
とはいえ、メイちゃんが食べて大丈夫かどうかは分からないので、今日はちょっとにしておきます。茜色の◯◯ちょっと気になりますが、、、。
Posted by puni at 11:35│Comments(0)│草木染
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