2010年11月10日

また濃染剤の話

今日も濃染剤の事を考えていました。ちょっと家族の意見を聞いてみると、「お産でいうと陣痛促進剤を使う様な物で、そういうの嫌いなんじゃないの?」と言われハッとしました。

今回の体験教室を気軽に参加してもらう為に、短時間で安くと考えた結果、今回は濃染剤利用する事にしたのです。しかしできれば使いたくない気持ちがある為、どうしても何か違和感を感じてしまいます。今の世の中全体がこういう方向にありますが、そうではない時間をここで草木染で味わって欲しいとも考えているからです。

今回は、なぜ濃染剤を利用するのか、濃染剤の中身はなんなのか、隠さずきちんとお伝えする事で自分を納得させる事にします。

写真は縦が素材別に、左からシルク、麻、木綿、木綿(豆下地した物)。横が焙染剤別で上から、媒染なし、アルミ媒染、アルミ+鉄媒染、鉄媒染の色見本です。ちょっとわかりにくかもしれませんが、縦の一番左の列のシルクと左から三番目の列の木綿の発色の違いが分かりますか?こんなに違うんです。


Posted by puni at 18:25│Comments(0)
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