2012年03月21日
もったいない染め!?

先日、知り合いのトマト農家の方が雨が続いた事で病気が入り、青いまま落ちてしまっているの、とお聞きしました。農家の方のご苦労を知り、そんな事実を知ったひとりの消費者として、また染色家として何か出来ないか、、、。ヒラメイタ!青い実で染まらないか?
結果としては残念ながら、今回は染まりませんでした。赤い実でもしやとやってみましたが、同じく染まりませんでした。
一緒に頂いてきた脇芽に掛け、只今8番液を煮出し中。今は研究中ですので手間暇惜しまずやっていますが、この手間を今後どう考えるかが課題になりそうです。
落ちてしまった青い実がつくば山をバックに山積みされていた所を写真に取ってもいいですか?と聞くと、「いや〜、哀しいからやめて」と言われた事。こんなに一杯有るんだから、少し位落ちても大丈夫なんじゃないの?と一瞬思ったけど考えたら3000本ほどある苗から一個づつ落ちても3000個のトマトの損失になる事。などなどたった一時間のハウスでの汗だくの体験で、消費者の無知さを実感しました。そして生意気ながら、これからの農業は今まで以上に消費者の理解が無くては、やって行けなくなる気がしました。
青い実と脇芽を拾う作業は、四女も汗をかきながら手伝ってくれ、迷路のように歩き回ったり適当に遊んでくれていました。昔は田んぼの畦に穴掘って子供たち入れて置いて仕事したと聞きいた事がありますので、状況次第ですが、農業も子連れ出勤出来ますね。
Posted by puni at 12:57│Comments(0)│草木染
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