ツクバノ　イナカデ　イキテイル

今回の課題はパンツ！以前描いた絵のプリント生地が出来上がっていて、ワンピースの時と同じく、持参したお気に入りのパンツを参考にパターンを起こします。
はじめ、出来上がってきたプリントがどうにも気に入らず、しばらく抵抗していました。しかし私が気に入らない物を何人かの方が着た時、皆さん何かしっくり来ず、「やっぱりこれは飯塚さんのよね。」と言われた途端に、目の前にある物が急に愛おしい気持ちになってしまいました。
いったいどう言う事なんでしょう！他者に認められないと自分が本当にいいと思えないのだとしたら、めんどくさい人というか、子供みたいというか、、、。出てきた物を好き嫌いで判断してしまったら、先に進めない事も分かり、どんな物でも自分が生み出した物である限り、それを最高に似合う自分が、最高に着こなせばいいんだと分かりました。
この自分ブランドは常に自分の最高を目指す、進化して行く服である事に気付きました。

帰りに、ご注文頂いたストールの値段を思い切って、今迄の5倍の値段で提示したところ、「え〜いいの？安い！」と言われ、とても気にいって頂いた様でその場で巻いて帰られました。

こんな事も、洋服作りを通じて少しづつ自分を認められる様になり自信が着き、自分を落としめて行く事をやめようと思える様になった結果なのでしょうか？

ありがとうございます。