2016年07月14日

情報誌の取材を受けている間に気づいた事。





暮らしを豊かにする地域情報誌「エリート情報」から取材を受けました。雑談の中に質問を交えながら、私の引き出しを優しくひとつづつ開けてくれ、ふとある事に気づかせてもらいました。
「草木染を始めるきっかけは?」とよく聞かれる事ですが、いつも母親のやりたかった事であり、死んでしまったので遺言みたいで、なんとなく続けてきて気づいたら20年やってます、と答えます。そして染物は母のやりたかった事で、自分のやりたい事ではないと思いながら続いて来たのは、染め物自体ではなくに
今は私にとってコミュニケーションの手段であり、教えながら相手の能力が引き出される瞬間が楽しいです、といいます。
その後、さらに今日はもしかしたら母は染物の先にある、それをやりたかったのかもしれないと気付き、ハッとしました。そうであるならば、望む所。染めるという作業を会話をしながらふと自分で気づく瞬間があり、最後には自分色の何かが染め上がるなんて、素敵じゃありませんか!!これは何屋さんというのかしら?こんな商売があるのかしら?
こんな事に気づかせてくれる編集者の方は凄いです。その方は天職だと思います。
取材が来てくれるときだけ綺麗になるアトリエ。どんな素敵にまとめてくれるのか、楽しみです。



Posted by puni at 13:38│Comments(3)
この記事へのコメント
『染め』と言うコミュニケーションを、作り上げているんでしょうね。
自分が好きな事を楽しんで伝えられるって、やはり素敵な事だと思います。
私にとっての、屋敷みたいかな?
Posted by そらねこそらねこ at 2016年07月15日 21:43
いつもコメントありがとうございます。
育児で動けなかった時期を経て、少しづつ広がって行く世界といろんな方々との出会いを楽しんでおります。
矢中の杜の皆さんともコラボできたのも嬉しい事のひとつです。
ありがとうございます。
Posted by punipuni at 2016年07月16日 23:12
8月6日の午前中に体験したいのですが、まだ空いていますか?
Posted by 某ハチミツぐま at 2016年07月20日 13:33
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