2011年11月28日
黄丹(おうに)


今日はお客様のリクエストで、くちなしと紅花を染め重ねて、黄丹色に挑戦しました。
こちらであらかじめかなりの準備をしてしまいますが、でも草木染の醍醐味はなるべく体験してもらえるように、時間的に無理なのは承知での私にとっても挑戦でした。
途中あやしい状況もあり、時間もかなりかかってしまいましたが、理想に近い色はでたので、めでたしめでたし。
お客様のおかげでこうやって勉強させてもらっている事、改めて感謝します。
手前のオレンジっぽい色が黄丹で、昔は皇太子の色だったそうです。先日ブータンの王子が纏っていた布のような、、、高貴な薫り漂う色になりました。
2つの染料で、以前に染めたものを持参してもらい染め直しもしたので、こんなにいろいろなバリエーションとなりました。自然の色に改めて感動する場面が何度もあり、草木染の色の魅力を再確認させてもらいました。
私はやっぱり草木の自然な色が大好きです。
Posted by puni at 14:43│Comments(0)│草木染教室
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
コメントフォーム